2016.05.11 Wednesday
『喩えばウラシマ(略)』役者紹介;小西建大
『喩えばウラシマタロウが玉手箱を開ける際に何を望んだのか
──期待するから裏切られる──
健全さを捨てた健康な生活を送るための忌憚』
役者インタビュー

劇団木霊62期(2014年入団)
小西建大
――よろしくお願いします。まずは、演劇を始めたきっかけについて教えてください。
中学、高校が中高一貫の私立だったんですけど、演劇部がなくて、中学のときは年に1回学年の出し物として文化祭で演劇を発表する機会があったんですけど高校ではその機会がなかったので大学に入ったらやってみようと思ってました。
――小西さんは青学生ですよね? どうして早稲田の「劇団木霊」を選んだんですか?
元々は青学の演劇サークルに入ろうと思ってたんですけど思った感じと違くて、その青学の演劇サークルの新歓公演の当日パンフにたまたま木霊の新人募集のチラシが入っていて試しに行ったのがきっかけです。それから何度か木霊のお試し稽古は参加したんですが、自分が面倒くさがりなタイプだったんで他の劇団のお試しには参加せず本公演も木霊のだけ見てそのまま入団意思決定日を迎えました。
――へえ。なんだか運命のようなものを感じます……! ちなみに演劇サークル以外に興味のあったサークルはありましたか?
高校時代は軽音サークルに所属していたので、軽音サークルは演劇と別に入ろうと決めていました。実際今でも青学の方で2つの軽音サークルに所属してます。大学の文化祭の実行委員みたいなのも若干興味あった時期もあったんですけど、キャパオーバーになると思ったんで早々に諦めました。軽音サークルは活動が自由なところが多いので兼サーしやすいと思います。もし検討している方がいるならオススメします。
――大学での初舞台、木霊の新人公演はどうでしたか?
当時のこと、あんまり覚えてないです笑 多分本番に近づくにつれて体感時間がどんどん早くなっていったからだと思います。振り返るとあっという間の大学1年の夏でした。
――2016年本公演のお話を聞きたいと思います。『喩えばウラシマタロウが玉手箱を開ける際に何を望んだのか──期待するから裏切られる──健全さを捨てた健康な生活を送るための忌憚』脚本について教えてください。
作演の宮澤大和がどのような人物かがこの作品を通して見えてきますね。人生観とか人となりって人それぞれなんで、この作品には共感できる部分もあればできない部分もあったりしますけど、だから若干の人間臭さみたいなのも感じます。そういった人間らしさみたいなのが個人的には身近に感じる作品たらしめていると僕は思ってます。
――ズバリどんな演劇になりそうでしょうか。
大和が欲張りなんですかね笑 すごく盛りだくさんな作品になると思ってます。あれもこれもって感じで、料理でいうと何料理って感じじゃなくてホテルのビュッフェみたいな感じなんですよね。色々手を出してて木霊らしくないように見えるんですけどちゃんと木霊らしさが残ってて、大和みたいなひねくれ物が作ってもやっぱり木霊らしさが残るんだなって感じがしてます。
――『喩えばウラシマ(略)』では、「木霊」の特色も、普段とは少し違った「木霊」も見ることができるというわけですね。作品のなかでは多くの役を演じることになると思いますが、その中でも一番印象に残る役について語ってください。
シンプルに浦沢(精神科医)ですかね、大和が僕のことを意識しながらこの役を作ってくれてたみたいで、随所に自分と重なる部分があって、でも自分と重ならない部分も多くて、それが自分が見てる自分と他人が見てる自分との違いのようにも感じました。自分が他人から受けてる印象って自分のことなのに全然分からないですよね笑
――逆に小西さんは、脚本・演出の宮澤大和さんにどんな印象を持ってるんですか?
変なやつです笑 自分のこだわりみたいなのを強く持っていて他の人からもいい意味で影響を受けないような若干の頑固タイプの人間に僕からは見えますね。愛嬌があって変わり者だけど憎めないところがあります。
――『喩えばウラシマ(略)』稽古場はどうですか?
基本的には和やかなムードで稽古が進行してると思います。同期と後輩で主に構成されてる座組ですけど、個人的には後輩が全然後輩って感じじゃなくて普通に同期と同じようように感じてます。向こうもそう感じてくれてたら嬉しいけどそうではなさそうですね笑
――ありがとうございました。最後に、寝ているときにみた夢のなかで、一番記憶に残っているものを教えてください。
小学生のときのいつだったかは忘れたんですけど、1月2日の夜、所謂世間一般でいう初夢でお父さんが殺される夢を見ました笑 内容はすごく残酷なものだったんですけど、あまりにも内容が振り切れてたんで夢から覚めた後は普通に面白がってました笑
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劇団木霊
2016年本公演
『喩えばウラシマタロウが玉手箱を開ける際に何を望んだのか──期待するから裏切られる──健全さを捨てた健康な生活を送るための忌憚』
※上記すべてがタイトルです。
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──まったくこの街のアスファルトは夜でも光ってやがる
|脚本・演出|宮澤大和
|出演|
川村瑞樹 菊池鴻良 多勢まりん 小西建大
|日時|
2016年 5月
20日(金) 14:00〜/19:00〜
21日(土) 19:00〜
22日(日) 14:00〜/19:00〜
23日(月) 17:00〜
全6ステージ
※受付開始は開演45分前、開場は開演30分前です。
|会場|
劇団木霊アトリエ(早稲田大学大隈講堂裏)
(1)JR山手線高田馬場駅より都営バス早大正門行き 終点 「早大正門」下車すぐ
(2)地下鉄東西線早稲田駅より徒歩8分
(3)都電荒川線早稲田駅より徒歩10分
詳しいアクセスはコチラ
→ http://blog.gekidankodama.com/?eid=1428168
|料金| 無料(フリーカンパ制)
|予約|
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|スタッフ|
演出補佐|村元今日子、臼杵遥志
舞台監督|名原僚造
舞台 |荒木真子
舞台補佐|広瀬匠馬、名原僚造、笠原成歩、小倉詩歩、南舘優雄斗
音響 |谷脇南美
音響補佐|池本梨華
照明 |山岡茉友子、堀内優璃
照明操作|岡ありさ
衣装 |井田遥
衣装補佐|荒木真子、武村理子、小倉詩歩
制作 |武村理子
制作補佐|臼杵遥志、遠藤杜洋
宣伝美術|広瀬匠馬
宣伝美術補佐|谷脇南美
WEB|宮澤大和、村元今日子
振付 |小西建大、南舘優雄斗
|公演情報|
公演特設HP→ http://gekidankodama.com/stage/urashima/index.htm
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|お問い合わせ|
090-6165-1907
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